市内医療機関における新型コロナワクチン誤接種について (2022年12月6日提供)

1.発生日及び場所

令和4年12月3日(土曜日)、市内医療機関

2.経緯

当日、被接種者はインフルエンザワクチン接種のため医療機関を来院していましたが、医師が他のワクチンの説明をしている間に、看護師が新型コロナワクチンを用意したことから、医師は新型コロナと思い込み、最終的な確認を怠たり、被接種者に対して、誤って新型コロナのオミクロン株対応ワクチンを接種したものです。
接種後、医師が直ちにワクチンが間違いであることに気付き、その場で被接種者本人と保護者に謝罪と説明をしました。市へは、当日に医師会を通じて報告があり、事案の発生が判明しました。
なお、被接種者は、令和4年10月12日にすでにオミクロン対応ワクチンを接種済みでしたが、本来1回のみの接種であるオミクロン対応ワクチンを誤って2回接種したこととなりました。

3.被接種者の状況

接種後から、医師及び本市医師会の予防接種担当役員(被接種者のかかりつけ医)が経過観察しており、12月4日(日)に頭痛がありましたが、今のところ重篤な健康被害等はありません。

4.今後の対応と再発防止策

当該医療機関は、現在インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種を行っているが、接種手順の再確認や異なるワクチン接種に対し万全の体制を整え、再発防止を徹底するよう指導しました。
併せて、本日、市内の予防接種実施医療機関に対しても、接種誤りがないよう適切な実施の再徹底を図るとともに、再発防止策を講じるよう文書により注意喚起を行いました。

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